時短復帰なのに残業?保育士ママが「断れない」と思った理由

仕事・働き方

時短勤務だから定時で帰れる。」

育休復帰を控えていた私は、そう思っていました。

もちろん、人手不足なのは分かっています。

担任になる可能性もあると聞いていました。

でも心のどこかでは、

「時短勤務だから、時間になれば帰れる。」

そんなイメージを持っていました。

ところが復帰前、園長先生から一本の連絡が入りました。

その内容に、私は少し驚くことになります。

「無理は言わないけど…残業できる?」

園長先生から言われたのはこんな言葉でした。

「これは本当に無理なら大丈夫なんだけど…。」

「もし保護者面談などが入った時、残業ってできそう?」

「もちろん残業代は支払うので。」

とても気を遣ってくださっている言い方でした。

だからこそ、園長先生も言いづらかったんだろうなという気持ちも伝わってきました。

でも同時に思ったんです。

これって、断れる人いるのかな?

育休中に聞かれたら「嫌です」とは言いにくい

まだ復帰もしていない。

これからお世話になる職場。

しかも相手は園長先生。

もちろん「無理なら大丈夫」と言ってくださっています。

でも実際には、

「すみません、残業は一切できません。」

と即答できる人は多くないのではないでしょうか。

私は仕事自体は嫌いではありません。

保育も好きです。

だから今回も、

「できる限り頑張ります。」

と返事をしました。

でも、これは私が前向きな性格だから。

同じ状況でも、不安になる人やプレッシャーを感じる人もきっといると思います。

前回の時短復帰で知った現実

実は私は、一度時短勤務で復帰した経験があります。

その時、一番驚いたのが給料でした。

勤務時間が短くなった分、想像以上に手取りが減りました。

だから今回、

「残業代は支払います。」

と言われた時は、

正直、

「少しでも収入が増えるならありがたい。」

という気持ちもありました。

育児中は何かとお金がかかります。

少しの残業代でも、家計には助かります。

でも現実はそんなに甘くない

残業して仕事を終える。

そこから急いでお迎えへ。

家に帰れば、

夕飯作り。

子ども二人の機嫌取り。

お風呂。

寝かしつけ。

洗濯。

翌日の準備。

一日の終わりには、自分の時間なんてほとんどありません。

今は復帰前なので、

「頑張ろう!」

という気持ちが大きいです。

でも、きっと毎日のように残業が続けば話は別。

疲れもたまる。

子どもにも余裕がなくなる。

そんな未来も簡単に想像できました。

保育士だから分かる園の事情

もちろん、園を責めたいわけではありません。

保育士として働いてきたからこそ、

人手不足がどれほど深刻かも知っています。

退職者が出れば、

誰かが担任を持たなければいけない。

保護者面談もある。

行事もある。

園長先生も苦渋の決断だったと思います。

だからこそ、

「無理なら大丈夫。」

という言葉を添えてくださったのだと思います。

時短勤務=定時で帰れる、ではない

今回改めて感じたのは、

時短勤務だからといって、必ず定時で帰れるわけではないということ。

もちろん法律上、時短勤務には配慮されるべき部分があります。

一方で、保育現場では人手不足という現実もあります。

理想と現実の間で悩みながら働いている保育士さんは、きっと少なくないはずです。

まとめ

育休復帰を前に、

「残業できますか?」

という連絡を受けました。

私は「できます」と答えました。

でも、それは本当に自由に選べた答えだったのか。

少し考えてしまったのも事実です。

仕事が好き。

子どもも大切。

どちらも諦めたくない。

だからこそ、無理を続けるのではなく、家族とも職場とも相談しながら、自分たちに合った働き方を見つけていきたいと思っています。

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