保育士として約10年間働いてきた私。
保育士だった頃は、先生同士の声かけや子どもへの話し方を見ても、「その先生の個性かな」と思うことがほとんどでした。
でも、自分が親になり、わが子を保育園に預けるようになって気付いたことがあります。
先生の何気ない一言が、こんなにも気になる。
今回は、保育士だった私が親になって初めて感じた「先生の声かけ」について、本音を書きたいと思います。
保育士だった頃は、そこまで気にならなかった
保育士時代は、先生によって話し方が違うのは当たり前だと思っていました。
優しくゆっくり話す先生。
元気いっぱいの先生。
少しハキハキした先生。
子どもをあだ名や呼び捨てで呼ぶ先生もいました。
私は「あの先生らしいな」くらいにしか思っていませんでしたし、保護者の立場になってどう感じるかまで考えたことは正直ありませんでした。
親になったら、見え方が180度変わった
でも、自分の子どもを預けるようになってからは違いました。
先生が子どもにかける言葉一つひとつが気になります。
「少しきつい言い方だったかな?」
「怒っているのかな?」
「もしかして私にも何か伝えたいのかな?」
そんなふうに、必要以上に考えてしまうことがあります。
もちろん、毎日たくさんの子どもたちと関わる先生方は忙しいです。
悪気がないことも分かっています。
それでも、親になると受け取り方は変わるものなんだと実感しました。
最近、少しモヤモヤした出来事
先日のお迎えでの出来事です。
わが家では、私が夫を呼ぶあだ名を、いつの間にか息子も真似するようになりました。
私たちが教えたわけではないのですが、子どもなりに覚えてしまったようです。
他の先生は、
「○○くんって呼んでるんだね。」
と笑って聞いてくださることが多かったのですが、
ある日、お迎えに行くと先生が少し大きめの声で、
「○○くんってなんやねん!」
と言っているのが聞こえました。
その場の前後の会話は分かりません。
冗談だったのかもしれませんし、私に向けた言葉ではなかったのかもしれません。
でも、その一言だけを聞いた私は少しモヤモヤしてしまいました。
帰宅後、夫にもその話をしたくらいです。
先生に悪気があったとは思っていません。
でも、その出来事をきっかけに、
「この先生とは少し話しにくいかもしれない…」
と感じてしまいました。
保育士だからこそ気付いたこと
この経験をして思ったのは、
保護者は先生の”一瞬”しか見ていないということです。
保育士は一日中子どもたちと関わっています。
その中で、冗談を言うこともあれば、注意することもあります。
でも保護者は、お迎えの数分しか見ることができません。
だからこそ、その数分の印象が、その先生の印象になってしまうこともあります。
保育士だった頃は気付かなかったことでした。
私なら、こう声をかけたい
この出来事があってから、私は改めて思いました。
もし自分が保育士として現場に戻るなら、
子どもへの声かけだけでなく、保護者が近くにいる時の言葉選びも大切にしたい。
子どもには冗談のつもりでも、保護者には違う意味で伝わることがあります。
だからこそ、
「この先生なら安心して預けられる。」
そう思ってもらえるような声かけを意識したいです。
親になった今だからこそ学べたことでした。
声かけが気になるママへ
もし先生の言葉にモヤモヤした経験があるなら、
それは決してあなただけではありません。
子どもを大切に思っているからこそ、小さな一言にも敏感になります。
もちろん、本当に気になることが続く場合は園へ相談することも大切です。
一方で、その場面だけでは分からない事情があることもあります。
だから私は、一度冷静になって考えてみるようにしています。
「悪気があったわけではないのかもしれない。」
そう思うことで、自分の気持ちが少し楽になることもありました。
まとめ
保育士だった頃には気にならなかった先生の声かけ。
でも親になってからは、その一言一言がとても気になるようになりました。
先生も人。
保護者も人。
だからこそ、言葉の受け取り方は人それぞれです。
今回の出来事を通して私は、
「言葉は相手がどう受け取るかまで考えて伝えることが大切なんだ。」
ということを改めて学びました。
保育士としても、親としても、この経験を忘れずにいたいと思います。
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